”みんな違ってみんな良い”の違う方の人たちへ
こんばんは、ご無沙汰しております。
今回は久々の投稿ではありますがいつも通り、いや、いつも以上に駄文でなおかつ人を不快にする内容になる予定です。
たぶんそんな長くはならないと思います。
みんな違ってみんな良い
みんなはこの言葉を聞いたことがあるだろうか
多分聞いたことない人はいないんじゃないだろうか。
小学校4年生ぐらいの頃の道徳の授業でみんなが胡散臭えと感じてたあの年増の女教師が話してたあれだ。
あの話をされた時点では私は何も違和感を感じていなかった。
あなた方もそうではないだろうか。
そりゃ小4のガキ共なんて発達に差があるんだから違うのなんて当たり前だろう。
頭の良いやつもいるし足が速いやつもいたし、無駄に問題起こす奴もいた。
どうでもいいけどなんであの頃ってイケメンでも優しいやつでもなく足の速いやつがモテたんだろうな、野生の血が働いてんのかあいつら。
多分人類が危機的状況になった時にメスに求められるのは陸上の短距離選手か野球選手。社会の未来の縮図を小4が示してる。
小学生にはこの世はいろんな人たちがいて、多様性は素敵なものだよって言うよそりゃ。
しかし中学高校、大学と年を重ねるにつれて、この仮定は立証できなくなってくる。
格差
あなた方は経験があるだろうか。ちなみに私はある
中学2年なったあたりから学校内には不思議と自然にいろいろな派閥が出来上がる。
野球部やサッカー部といった元気で人生を楽しんでるやつら、いろんな人と普通に話すけどどちらかというと波のない人たちとつるむやつら、何か訳ががあってか否か、人と話すことが苦手で気づいたら同じ趣味の人とだけしか離せなくなってしまったやつら。
いわゆる”スクールカースト”というやつだ。
この制度の何が悪か、それは自分の派閥以外の人間を異端者と考え、知らず知らずのうちに敵視してしまっている。
詳しくは”桐島、部活辞めるってよ”を見てくれ。マジで名作だから。
あの映画を見てよくわかんなかったって言ってる君たちはスクールカースト上位の人間だから今すぐこの記事を閉じろ。
ほら、だんだん社会が違う人を良しとしない風潮が見えてきたよ。
大学は地獄
大学はサバンナ。
頭のいいやつも頭の悪いやつも関係ない。生き残るのはコミュ力があるやつらだけ。
俺らみたいな人間はさながらライオンのようなコミュ力お化けたちを目の前に恐れおののきひれ伏すしかない。
あいつらは自分たちが楽しいと感じたことが国の決定稿で民意だと考えてる。王者だからね。
つまり俺たちはマイノリティー、敵、北朝鮮、第二次世界大戦の日本だ、戦っても勝ち目はない。サバンナに羽虫の居場所なんてない。
バイト先がコミュ力の化身ばかりだった暁には君は10日で辞めるしか身を守る術はない。そうでなければ俺のように身を置く場所に違和感を感じ、バイトメンバーにひそひそと陰口を叩かれながら死んだ目で毎日を過ごすしかない。
ちょっとしたマジな話
俺たちは外国人が怖い。え、そうでもない?知るか、俺は怖え。
ヨーロッパの人はカッコいいし好きだ。
アメリカ人は無駄にデカいし、南米人はみんな陽気そうで気味が悪い。
中東の人は純粋に無理。言葉の発音攻撃的過ぎて怖い。アンチダイバーシティ。
ていうか基本何しゃべってるかわかんないやつはみんな怖い。
同じ日本人でも何しゃべってるか、何考えてるか全然わからん奴らばっかなのに、外国人なんて論外。
同じ考えの人多分いっぱいいると思う。全然みんな違ってみんな良くない。無理。
ほんやくこんにゃくをくれ。話さえ通じれば何とかなりそう。いや無理。絶対分かり合えない。ファッキン多様性。
”みんな違ってみんな良い”社会は一生来ない
この一言に尽きる。
中学高校の頃に与えられたカーストは大学はおろか社会に出ても払拭できるものではない。
むしろ年を経るにつれて影響は大きくなっていく一方だ。
君の嫌いなあいつはうまいこといい会社の内定を手に入れてそのまま上司に気に入られて出世コースに滑らかに進んでいく。入社3年目には大学でできた彼女と紆余曲折ありながら結婚するんだ。
年に一回海外旅行に行くし、シンガポールによっ友が5人くらいいる。
Facebookには2週間に1回誰も聞いてない情報を律儀に投稿してる。
雪崩のようにいいねは来るし、海外の友人からの何語かわからないコメントが3件くらい来てる。
君の未来は窓際社員。5年目あたりで後輩の女の子から気味が悪くて仕事がやりにくいって飲み会で愚痴られてるよ。もちろんその飲み会に君は誘われてない。
Twitterが唯一の癒しで、アニメアイコンのフォロワーが350人くらい。
オフ会に行ってもみんなおっさんだしSNSになんか絵面的にもちろん投稿できない。
明日の仕事を思い出して吐き気をもよおしてトイレで一夜を過ごすんだ。
僕らの行く末
僕らが大成するには嫌いなあいつらと手を取り合って仲良く進んでいくしかない。
長いものには巻かれろ。郷に入っては郷に従え。権力者の靴は舐めるんだ。
土の味の違いが分かるようになったら俺たちは立派な社会人になれるんだ。
目指せ土名人 舐め続けた土をあいつらに浴びせられるその日まで。
それでは。